蜃気楼



立山連峰の冷たい雪解け水が富山湾に流れ込むころ、ちょうど季節の暖かい空気が海上に 流れ込む。すると海上にレンズのような空気の層ができ、対岸の原型の上に逆さの像ができたり、 原型が縮んで像ができたりする。

4月上旬から6月上旬まで、気温が上昇し、風が弱く、天候が平穏の日に多く出現する。 魚津港付近から見て水橋、四方、新湊方面の水平線上に、時には生地方面に見えることも ある。

昔から竜宮城や大名行列が見えるなどと言われ、大ハマグリが吐く塩が原因などとされてきた。 冷たくきれいな水とほこりの無い空気が無ければ蜃気楼は発生しないとされている。

蜃気楼が発生すると市内で花火の号砲が鳴り響く。浜辺はあっというまに人だかり。しかし、 30分ほどで消えるため、 地元の人間でも見たことない人が多い。

引用:魚津市HP






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